もしもの時に備えて
昨今の自然災害は、他人事とは思えません。
ほほえみ保育園では、毎月避難訓練を実施していますが、9月は防災月間ということで、いろいろな角度から防災についてみんなと考えました。
まず、3~5歳クラスが、栄養士の先生から「防災の食とグッズ」について話を聞きました。

テーブルの上に並べられた防災食。
子ども達も興味津々!
もしもの時に備え、保育園でも食品を備蓄しています。
ご自宅で用意されていますか?
防災リュックの中身の基本は、命と健康を守るための必需品を1次持ち出し品として約3日分、または避難所に移動する際に耐えられる重さ(目安として、男性10〜15㎏、女性10㎏以内)でまとめるのが基本とされています。
防災リュックの中のアイテムを実際触ってみました。
懐中電灯や水を入れる袋、ラジオなどが入っています。

その中で、子ども達が気になったのは、手動で回すとライトとラジオがなるアイテム。
実際に音が鳴ってライトが光り、子ども達は「こんなものがあるんだね!」と驚いていました。
こういうアイテムを身近に感じることも、もしもの時に役立ちますよね。
防災食の中から、今回はアルファ米を試食。
アルファ米とは、炊き立てのご飯を急速に乾燥させ、水分だけを取り除いた非常食のこと。
お湯なら約15分、常温の水なら約60分で、炊き立てのようなふっくらしたごはんに戻ります。

「水だけでこんなにおいしくなるんだね」と、びっくりしながら試食。
もしもの時について、考えて触れる時間となりました。
毎月実施している避難訓練。
8月には、長崎も保育中に揺れることがあり、怖い思いをしました。
子ども達はそれを身を持って体感したこともあり、今回の地震の避難訓練は、いつもより早く、自主的に身を丸め、頭を守る姿勢をとっているように思いました。

保育者は、家具や物が倒れて来ないところで、子ども達を落ち着かせて守ります。
訓練とは言え、小さなお友だちは泣いてしまう事が多いので、気を付けなければなりません。
揺れがおさまったら、破損物などが落ちているかもしれないので、靴を履き、外へ移動します。
この際、大きいお友だちは靴を自分で取りに行けますが、小さいお友だちはなかなか取りに行くことができません。
そういうところから、先日、お家の方々に協力してもらい、保育園に置いておく避難靴を持参していただきました。
どれが誰の靴か分かりやすくして、まとめて置いておくことで、外への避難もスムーズにいくのはないかと保育者からの発案があり、保護者の方にご協力いただきました。
その甲斐あって、靴箱から一人ずつの靴を取らずに済み、避難までの時間を短縮することができました。
これからの季節、寒くなるので、上着もまとめて置くようにして、スムーズに避難できるよう工夫していこうと思います。

みんなで静かに避難所である魚の町公園まで避難してきました。
訓練の際、こども逹に毎回確認している合言葉があります。
おさない・・・逃げる時にお友だちを押さない。
かけない・・・走ったら転んでけがをするかもしれない。
しゃべらない・・・先生の言うことが聞こえないから
もどらない・・・戻ると逃げ遅れてしまうかもしれない。
ちかづかない・・・現場に近づいたら危ない。
子ども達はこれを覚え、唱えることができます。
実際にそういう場面でも落ち着いて行動できたらいいですね。
さらに別の日には、職員で「BCP(業務継続計画)研修」を実施しました。
これは、災害時にどのように職員同士が連携し、子ども達の安全を最優先に確保するのか、
シミュレーションを重ねていくものです。
この研修の中で、
「寝ている時に地震が来たらどうするか?」
「歩けない子どもはどうやって移動するのか?」
「こういう時はどうすればいいか?」
「何に気を付けなけれなならないか?」
など、職員間で意見を出し合いました。
もしもに備え、災害時にどんな行動をとるのがよいのか、家族の連絡手段など、お家でも話し合ってみてはいかがでしょうか?
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