田植え体験
- nagasaki-ki
- 4 日前
- 読了時間: 3分
ある日の園での事・・・
たっぷりのぬるま湯で浸したティッシュを敷いた卵パックの中に、昨年収穫したお米の稲もみを浸して2~3日経つと・・・
「白いおひげが出てきた!」
「緑の葉っぱも出てきたよ!長くなってきた!」
と、芽や根が出たり、伸びていることに気づいた子ども達です。

今度は、大きな発泡スチロールの箱の中に黒土や赤玉土、鹿沼土などを混ぜ・・・

水を注ぐと・・・
ミニミニ田んぼの出来上がり!!
さくら組(年長クラス)の子ども達が、そのミニミニ田んぼにパックの中で大きく伸びた稲の苗を植えました♪

それから、また数日後・・・
毎年、田植えや稲刈りでお世話になっている地主様のご厚意で、今年も諫早にある大きな田んぼで姉妹園の恵愛保育園のお友だちと一緒に田植え体験をさせていただきました!
「今日は田植えだね!」
「お天気で良かったね🌞」
「田んぼってどんな感じなのかな?」
「大きいのかな??どのくらい大きいのかな?」
と、園バスの中でもドキドキワクワクな様子で話す子ども達・・💓
園バスに乗ってドキドキワクワクしながら揺られること約1時間・・🚌💨
待ちに待った田んぼに到着!!
いざ、大きな広い田んぼを目の前で見てみると、
「うわっ!この中に入るの??」
「ドロドロしているよ~💦」
「虫がいる~~~!🐛」
と、ビックリ!!(;゚Д゚)
「えぇ~っ!?入りたくないよ~💦」
と、言いながらもお友だちや保育者と一緒に恐々と田んぼの中へ入ってみると・・・
さすが!! 遊びと発見の天才の子ども達!!
「あったかいよ!」
「ぐにゅぐにゅする!?」
「足が・・足が抜けないよっ!👣」
「早く走ったら足は大丈夫だよ!」
と、お互いに声をかけ合いながらあちこちへ元気いっぱい動き、走り回ったり、田んぼの中を楽しみ始め、その体験の中からも色々な事を発見!

全身、泥んこまみれになって楽しみながら、もちろん、肝心の稲苗植えも・・
「大きくなるかな?」
「こんなふうに植えていくの?」
と、保育者に聞いたり、模倣しながら、一生懸命稲苗を頑張って植えました♪

稲の苗植えを一生懸命しながら、
「あっ!オタマジャクシが泳いでいるよ。」
「あの、水の上で泳いでいる虫は何?」
「アメンボって言うんだよ!」
「カエルもたくさんいるよ!🐸」
などと、子ども達同士で発見を伝えあったり教え合う微笑ましい姿も・・💓

普段、全身泥まみれになったりする機会の少ない田植え体験は、子ども達の好奇心や疑問を持つ気持ちを育みます。
また、植物の生長過程や毎日食べている一番身近にある食べ物「お米🍚」に興味や感謝の気持ちを持つようになっていきます。
このような体験や食育経験を通して、子ども達のより良い心身の育ちや、自分自身はもちろん、周りの人たちや環境への興味、大切にする思いを伸ばしていくサポートができたらと思っています。
今回、この田植え体験をさせていただいた諫早の田んぼに思いを馳せながら、園で育てているミニミニ田んぼの稲の生長も観察していきたいと思います。

★恵愛保育園(姉妹園)のHP,Blogはこちらから!
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