「これなあに?」「みつけたよ!」
- nagasaki-ki
- 4月30日
- 読了時間: 4分
~ 発見 ~
進級して1か月が経ちました。
新しい生活環境にも慣れ、子ども達の表情に清々しさを感じます。
さて、町探検に出かけると、いろいろなものを見つけ興味津々👀
保育園には「発見名人」がたくさんいます!
「これなあに?」
ししとき川付近でこいのぼりを発見!

テンションもあがり、時間を忘れるくらい見入っています。
気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりを見つけ、大満足の子ども達でした。
草木の匂いや風を肌で感じ、季節の風物詩を目にすることは、豊かな感性を育み、情操教育にも繋がる大切な経験となります。
さて、こちらは長崎公園での様子です。

鼻をつまんでいる子もいますね。
「何か」を見つけ、じっくり観察しています(^0_0^)
実際は、「におい」はありませんでしたが、イメージなのか鼻をつまんでいるようです。
おもしろいですね。
目新しいものには、興味津々で手に取って触って見てみたい衝動に駆られますが、「触ってはいけないもの」と察したのか、近づきすぎず観察を続けています。
「むやみに触らない」と危険察知能力も発動(^^)
手を出す子は誰もいませんでした。(近くで保育士が見守っています。)
「何だろうね~?」と言っていましたが、「人参のような色をしたきのこ」ではないか?と、子ども達同士でお話していました。
その様子が何とも可愛らしかったです♡
自然の中には、不思議なものがたくさんありますね。
子どもの危険察知能力は、年齢や発達段階によって大きく異なります。
2~3歳頃から徐々に発達し始め、単純な危険を認識できるようになりますが、十分ではないため、大人(保育者)がその都度教え、安全教育を行うようにしています。
「見て!見て~!」
公園の砂場で遊んでいる時に、ニコニコして保育士に見せてくれました。

小さな指でつまんでいるのは・・・
「さくらの花びら」でした🌸🌸🌸
この時、宮ノ下公園の桜は満開!
風に乗って、ヒラヒラと花びらが散る様子を立ち止まってみる子もいれば、「待ってー!」と追いかける子もいました。
「お花綺麗だね~!」と拾い集める姿から、ルンルン気分が伝わってきます。
ふとした発見が、季節を知ることにつながります。
そして、見つけたことを自分の言葉で一生懸命伝えようとする仕草が愛らしいですね。
~ 調べてみよう ~
お散歩に出かける時は、ミニ図鑑を持って出かけています。
不思議な形の葉っぱや、色がきれいな木の実などを見つけると、自分たちで見てみよう!」と図鑑を広げて見ています。
知りたい子が自然に集まり、「これじゃない?」「え?違うみたいよ💧」など、あれこれ言いながら調べています。
子ども主体で意見を出し合う姿に逞しさを感じます。
調べた結果を共有し、知り得たことが知識となります。
図鑑には様々な情報が掲載されており、興味を深めたり、探求心を養うツールとして活用しています。
文字や図、写真などに触れる機会が増えるので、読む力や語彙力、読解力も育くむことにも繋がります。

~ たけのこ堀りの体験 ~
毎年、地主様のご厚意により、西山木場地区にたけのこ堀りに出かけています。
ドキドキわくわくの子ども達は、楽しみで胸がいっぱい!
朝から「たけのこあるかなぁ・・」とみんなソワソワ・・
山に着くと、すぐに「あ!見つけた!」「あそこにある!」と、見つけたことが嬉しく、
まるで宝探しをしているかのようでした。
優しく優しく掘り進め、「スポーン」と抜けた時は大喜び!
大きなたけのこを引っ張るときは、絵本の「おおきなかぶ」さながら、みんなで「うんとこしょどっこいしょ!」と掛け声が自然に出ていました。
自分の背丈より高いたけのこの横に立ち、えっへん!たけのこポーズ!
達成感を味わい、自信にも繋がったようです^^
言うまでもなく、お昼寝はぐっすりの子ども達でした(^▽^)/

発見や体験は、子ども達の多様な発達を促し、主体的な学びを促す重要な役割を果たします。
五感の刺激を通じて、豊かな感情や感受性を育み、好奇心や探求心を高め、問題解決能力や社会性を養うことにも繋がります。
これからも、子ども達の気持ちに寄り添いながら、その意欲を尊重した保育を進めていきたいと思います。
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